11月4日にトヨタ自動車が発表した2022年3月期決算の業績見通しは、純利益が2兆4900億円となり、過去最高益を記録した18年3月期の2兆4939億円に迫る勢いだ。
好業績の主要因は、円安の影響や値引き抑制によるもの。半導体不足による減産が新車の供給不足を招き、需要と供給の関係上、車を値引きしなくても売れる状況となったことが想定外のプラス要因として働いた。
この状況についてトヨタの近健太・最高財務責任者(CFO)は「円安の影響を除けば...
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