山陰両県は26日から27日にかけて冬型の気圧配置が強まり大雪になる見込みだ。26日午後6時までの24時間降雪量は島根の平地で15センチ、鳥取では40センチの予報で、同日はJRや高速バスなどが運転を一部取りやめる。松江、鳥取両地方気象台は路面凍結やビニールハウスの倒壊を警戒するよう呼び掛けている。
24時間降雪量は島根の山沿いで25~30センチ、隠岐で20センチ。鳥取の山沿いで60センチ。27日も降り続く見込みで、同日午後6時までの24時間降雪量は島根の平地で10~20センチ、山沿いで20~40センチ、隠岐で10~20センチ、鳥取の平地で10~40センチ、山沿いで30~60センチ。
JR西日本米子支社は山陰線の鳥取―倉吉駅間の一部の特急、東浜―鳥取駅間、因美線の鳥取―智頭駅間、木次線の木次―備後落合駅間で始発から運転を取りやめる。高速バス各社は鳥取・倉吉―大阪間など一部を除き全便で運休する。
空の便は、鳥取や米子と羽田を結ぶ計13便が欠航となる。
高速道路の一部では冬用タイヤ規制がある。
(片山皓平)