島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

島根、鳥取両県は21日、新たに計276人(島根191人、鳥取85人)の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。島根は1日あたりの過去最多を更新し、5日連続で100人を超えた。

 島根の居住地は、松江市24人▽益田市16人▽大田市14人▽出雲市5人▽邑南町4人▽美郷町3人▽安来市2人▽雲南市、川本町、津和野町、県外各1人ー。このほか、出雲保健所管内69人と浜田保健所管内50人は調査中。

 新たなクラスター(感染者集団)は2件を確認。出雲市内の児童福祉施設で18~21日に職員と児童の計54人が感染、益田保健所管内の事業所では18~21日に従業員計14人が感染した。いずれも接触者を把握しており施設名は公表しない。県内のクラスターは計42件となった。

 病院や自治体職員の感染確認も相次いだ。江津市3人、邑南町1人の感染が判明。いずれも庁舎での業務は通常通り行う。大田市立病院では、新たに職員1人の感染を確認した。診療体制に変更はない。

 県はいずれも浜田市にある県立体育館と県立石見武道館を22日から31日まで休館とする。

 累計感染者数は3141人。21日午前0時時点の確保病床使用率は31・5%。宿泊療養は40人。自宅療養は前日比114人増の595人。重症者は1人となっている。

 鳥取の85人は1日あたりで過去2番目の多さ。保健所別は米子59人、鳥取市21人、倉吉5人。

 県は、鳥取市内の建設現場の休憩室でクラスターが発生したと認定した。県内クラスターは34例目。20日までに作業員12人の感染を確認した。建設現場に設置されたプレハブ小屋で約40人が利用し、食事などしていたという。

 教育機関では、南部町立法勝寺中学校、米子市立啓成小学校と就将小学校、鳥取市の城北保育園で関係者の感染が確認され、休校、休園となった。

 既に学校関係者の感染が確認され、休校している境港市立余子小学校では、さらに学校関係者5人の陽性が確認された。

 自治体職員は、米子市の鳥取県企業局西部事務所の1人が感染。業務に支障はない。

 県内の累計感染者数は2318人。21日午前0時時点の確保病床使用率は31・4%。宿泊療養は121人、自宅療養は94人、調整中は117人。重症者はいない。
       (取材班)