複合施設をオープンした小川知興社長＝大田市温泉津町小浜、温泉津ふれあい館
大田市温泉津町小浜の国道９号沿いの飲食施設「温泉津ふれあい館」に２日、ライダー用の簡易宿泊スペースやビンテージバイクの販売コーナーなどの複合施設がオープンした。地元の飲食、運輸業の「小川商店」が運営。愛好家らが交流できる場に育てたいとしている。 （錦織拓郎）
１階部分の「ライダーハウスミギオク」では１９７８年式のハーレーダビッドソンや８０年代のオフロードバイクなど、年代物のバイク数台を常時展示、販売する。ライダーやサイクリストらを対象としたシングル１泊３３００円からの宿泊コーナー５部屋もある。
２階部分に構えた「コワーキングスペースメガネワークス」には、１時間５００円から会議、セミナーなどに使用可能なスペースを設けた。予約制で利用できるバイクのパーツや古着の販売コーナーもある。
輸入車のディーラー勤務などの経験がある小川知興社長（４６）は「趣味や嗜好（しこう）が合う人たちが集う場所を目指すとともに、テレワーク、ワーケーションといった需要にも対応したい」と話した。問い合わせは小川商店、電話０７０（４０７９）２３１５。
