ヤマメ釣りを楽しむ釣り人＝出雲市佐田町高津屋
山陰両県内の各流域で１日、渓流釣りが解禁された。待ちわびた釣り愛好家は「渓流の女王」と呼ばれるヤマメを求めて早朝からそれぞれのポイントへ繰り出し、やりとりを楽しんだ。
出雲市や大田市を流れる神戸川流域の渓流には約１２０人が訪れた。ルアー釣りのほか、ヤナギムシ、イクラなどの餌釣りで、場所を移動しながらさお先に集中。２５センチ前後の良型も釣れた。
出雲市佐田町の高津屋川で釣りを楽しんでいた団体職員岩崎雅史さん（３６）＝出雲市佐田町八幡原＝は「解禁されてうれしい。自然と触れ合いながらできる点が渓流釣りの魅力なので、今シーズンも楽しく釣りたい」と話した。
このほか、益田市と島根県津和野、吉賀両町にまたがる高津川や鳥取県西部を流れる日野川などでも渓流釣りがスタートした。 （藤原康平）
