バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区の島根スサノオマジックが5日、ホームの松江市総合体育館で第33戦を行い、大阪エヴェッサ(西地区)に77-69で快勝し、連勝を8に伸ばした。西地区順位は2位で変わらない。
島根は、2月下旬にあった2023年男子ワールドカップ(W杯)アジア1次予選に出場した安藤誓哉とニック・ケイが欠場したが、リード・トラビスが32得点、15リバウンドの活躍で引っ張った。ペリン・ビュフォードと金丸晃輔も2桁得点し、守備は終始、強度を落とさずに失点を抑えた。
大阪との第34戦は6日午後1時35分から同体育館である。(三浦純一、景山達登)
◇第33戦(5日・松江市総合体育館、1987人)
島 根 77 24-19 69 大 阪
25勝8敗 17―11 13勝20敗
18―16
18―23
【評】島根は内外からのバランスの良い攻撃で得点し、失点を60点台に抑えて快勝した。
第1クオーターは金丸が2本の3点シュートを含む8得点の活躍を見せ、5点をリード。第2クオーターは阿部やウィリアムスらがシュートを決め、41-30で折り返した。
第3クオーター以降も島根が主導権を握った。トラビスがインサイドに切り込み、後半だけで22得点。最終クオーターは追い上げられたが、勢いのある攻撃で押し切った。厳しい守備で第1~3クオーターの失点を10点台に抑えた。