【松江】エフエム山陰(松江市学園南1丁目)と島根電工(同市東本町5丁目)が14日、島根県教育委員会に通学用かばんに付ける防犯ブザーを贈った。この春、小学校と特別支援学校小学部に入学した約6千人の安全に役立てられる。
子どもたちを犯罪から守る防犯キャンペーンとして2008年にエフエム山陰が始め、今年で14回目。松江市殿町の同県教委で行われた贈呈式で、エフエム山陰の小村健実常務が「地域社会の財産である子どもたちを守る一助になっている」とあいさつし、新田英夫教育長に目録を手渡した。
黄色が目を引くブザーは、通学時の雨でぬれても壊れない防水性で、92デシベルのきわめて大きい音が鳴る。島根電工の荒木恭司社長は「持っていることが犯罪の予防につながる」と話し、新田教育長は「各学校で有効に使えるように伝えたい」と感謝した。
(森みずき)