【浜田】道の駅ゆうひパーク三隅(浜田市三隅町折居)で9日、地元産品の直売や石見神楽の上演をする春祭りが始まり、来場者は思い思いの時間を過ごした。10日まで。
屋内外に浜田市周辺で生産された農水産物や陶器の販売、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「石州半紙(ばんし)」を使った造花づくり体験など、14ブースが出店。施設建物の正面では、町内の松原神楽社中が「岩戸(いわと)」「恵比須(えびす)」など3演目を熱演した。釣りをコミカルに表現する恵比須では、客席へ撒き餌に見立てたあめをまくため、手指消毒をするしぐさが来場者の笑いを誘った。
家族で訪れた市立三階小学校3年の平島柚希さん(8)は「神楽の舞っているところが面白かった」と話した。
施設のリニューアル1周年を記念し、道の駅が企画。10日は一部ブースを入れ替えて午前10~午後4時に開催する。悪天候時は石見神楽の上演を中止する。
(宮廻裕樹)