島根県高校春季野球大会の東部、中部、西部の地区予選(15~17日)の組み合わせ抽選会が11日、出雲市内であり、出場37校の対戦カードが決まった。
昨秋の県大会で上位に入った4校を中心にした争いになりそうだ。秋優勝の立正大淞南は攻守のバランスが良く、準優勝の出雲西は投手層が厚い。益田東、浜田も粘り強い野球で上位をうかがう。開星や石見智翠館の私立勢が、冬を越えてどのくらい仕上がっているかも注目される。浜田水産と江津は出場しない。
各地区予選を突破した東部6校、中部5校、西部5校の計16校が県大会に進む。県大会は22~24日に松江市営野球場と益田市民球場で1回戦と準々決勝を実施。30日の準決勝、5月1日の3位決定戦、決勝は松江市営野球場で行う。
地区予選の入場は保護者とチーム関係者のみに制限し、県大会から一般の入場を受け入れる。感染状況によっては変更になる可能性がある。声を出しての応援は禁止される。
上位4校は春季中国地区大会(6月4~7日・県立浜山球場)に、同2校は山陰大会(6月11、12日・どらドラパーク米子市民球場)に出場する。
(原暁)