23日の「シジミの日」に合わせ、宍道湖漁業協同組合が同日、松江市袖師町の宍道湖岸で真空パックのシジミを無料配布した。
漁師や組合職員約10人が200袋を準備し、散歩やジョギングで訪れた人に「今日は何の日か知っていますか」などと声を掛けながら配った。沖合に漁船3隻を臨時で出漁させ、じょれんで湖底をかく様子を見せた。
パックを受け取った松江市堅町の会社員、玉城亮さん(23)は「シジミの日があることを初めて知った。地元名産のシジミをもっと味わっていきたい」と話した。宍道湖漁協シジミPRチームの福間弘幸リーダー(49)は「シジミの日に(漁協として)イベントを開くのは初めて。今後は規模を広げ、しじみ汁も提供したい」と話した。
シジミの日は、日本シジミ研究所(松江市玉湯町)が毎年4月23日と定め、日本記念日協会に申請して2007年に認定された。