島根県と鳥取県が24日、それぞれ207人、113人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも23日確認分。クラスター(感染者集団)は新たに島根で松江市内の保育施設と、益田保健所管内の学校の計2件、鳥取では米子西高校で発生した。
島根の居住地別は松江市106人、出雲市65人、安来市18人、雲南市6人、益田市5人、大田市3人、奥出雲町2人、江津市、飯南町各1人。クラスターは、いずれも23日までに松江市内の保育施設で6人、益田保健所管内の学校で5人の感染を確認。接触者の把握はできており施設名などは公表しない。
鳥取の保健所管内別は米子58人、鳥取市46人、倉吉9人。米子西高で発生したクラスターは23日までに11人を確認。同校は21日から休校している。
鳥取では感染確認により、学校関係でこのほか県立の高校3校、特別支援学校2校、鳥取市の南中、小学校4校、福部未来学園、さくらのみち第1・2児童クラブ、北栄町の大栄小と大栄中、米子市の加茂中を臨時休校、学級閉鎖などの対応とする。
累計感染者数は島根1万2918人、鳥取1万1677人。24日午前0時時点の確保病床使用率は、島根(371床)12・1%、鳥取(350床)12・0%。宿泊療養は島根24人、鳥取109人、自宅療養は島根1114人、鳥取845人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。