島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県が28日、157人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち131人を松江、出雲両市内在住者が占め、松江市内の事業所でクラスター(感染者集団)を確認した。鳥取県は97人で、両県とも新規感染は27日確認分。
 島根県の居住地別は松江市82人、出雲市49人、安来市9人、益田市7人、雲南市6人、浜田市、大田市、江津市と県外が各1人。
 クラスターとなった松江市内の事業所では27日までに従業員計5人の感染を確認。クラスターの累計は214件となった。
 松江市立小3校の関係者4人と同市立保育施設の職員1人が感染。市立小3校は一部学級を、市立保育施設は一部クラスをそれぞれ閉鎖した。出雲市内でも関係者の感染確認に伴い市立小1校の一部学級が閉鎖。県東部の警察署の20代男性警察官1人と島根原発に勤務する中国電力の社員1人も感染した。

 鳥取県の保健所別は米子55人、鳥取市30人、倉吉12人。
 鳥取市の県立中央病院職員1人の感染が確認された。職員は24日以降出勤しておらず、院内に接触者がいないため、通常通り診療する。県東部広域行政管理組合消防局の職員2人の感染が確認されたが濃厚接触者はおらず、通常通り業務に当たる。米子市の産業人材育成センター米子校、鳥取市の湖山小、倉吉市の西中で関係者の感染が確認され、休校や学年閉鎖した。
 島根県は24日確認分として出雲市在住の感染者1人を追加発表した。累計感染者数は島根1万3556人、鳥取1万2120人。28日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)13・2%、鳥取(350床)15・1%。宿泊療養は島根31人、鳥取123人。自宅療養は島根1313人、鳥取810人。重症者は両県ともいない。
 (佐々木一全、藤井俊行)