【伯耆】競馬の三冠馬コントレイルを育てた競走馬育成・調教施設「大山ヒルズ」(鳥取県伯耆町真野)の運営会社・マエコーエンタプライズ(大阪府高槻市)が16日、鳥取県伯耆町に新型コロナウイルス対策費として1千万円を寄付した。
競走馬を育成する自然豊かな環境に感謝の気持ちを伝えようと寄付を申し出た。これまでにも3度、町に寄付金を贈っている。
同町吉長の町役場で贈呈式があり、大山ヒルズの斎藤慎取締役ゼネラルマネージャー(GM)=(47)=が森安保町長に目録を手渡した。斎藤GMは新型コロナの感染防止に役立つよう願い「競馬で勝って町民を喜ばせたい」と意気込んだ。森安町長は、寄付金をワクチン接種などに生かす考えを示し「競走馬に元気に走ってもらえるよう町としても応援する」と激励した。(柴田広大)