JR西日本の長距離観光列車「WEST EXPRESS(ウエスト・エクスプレス)銀河」が山陰コース(京都ー出雲市駅)の本年度運行を始め、各停車駅で7日、歓迎イベントがあった。
6日午後9時すぎに京都を出発し、生山、米子、松江などの各駅を経て7日午前9時半ごろ出雲市に到着。全85席は満席だった。
出雲市駅では、JR西元職員ら約20人が出迎え、「美肌県しまね」にちなんだ美容品を配った。大田市の大屋神楽社中による石見神楽の披露もあり、家族3人で乗った大阪府摂津市の主婦、中野公子さん(69)は「各駅でお出迎えやプレゼントがあり、幸せだった」と話した。
列車は2020年9月にデビューし、本年度の山陰コースは9月下旬まで、31往復62本が運行される。
(藤原康平)