チームに贈られたメッセージボードの横でチャンピオンシップへの意気込みを示すポール・ヘナレ監督=松江市学園南1丁目、市総合体育館
チームに贈られたメッセージボードの横でチャンピオンシップへの意気込みを示すポール・ヘナレ監督=松江市学園南1丁目、市総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区の島根スサノオマジックが、14日からホームの松江市総合体育館で年間王者を争うチャンピオンシップ(CS)の準々決勝に臨む。12日は、ファンの応援メッセージが書き込まれたボードが市からチームに贈られ、ポール・ヘナレ監督は「今季の集大成として全部出し切る覚悟で、これまでやってきたことを貫く」と決意を語った。

 メッセージボード(縦90センチ、横180センチ)は、4月27日から市役所と市総合体育館に設置。「みんなでファイナル行きましょう!」「夢と感動をありがとう」などと、ぎっしり書き込まれた。

 上定昭仁市長が「チームは誇り。CSでも大暴れして、活躍してほしい」と激励し、ヘナレ監督は「ホーム開催は、皆さんの熱い思いのおかげ。恩返しのために結果を出したい」と話した。

 CSの各ラウンドは2戦先勝方式。島根とアルバルク東京との準々決勝第1戦は14日午後1時35分から、第2戦は15日午後1時からある。1勝1敗になった場合は、16日午後7時5分から第3戦が行われる。

 クラブによると、14、15の両日の指定席は完売しており、3階立ち見席に残席があった場合のみ、当日券として販売する。16日は指定席に残りがあるという。
      (三浦純一)