「日高線の記憶」
「日高線の記憶」

 地方新聞と通信社27社が発行する書籍を集めた「全国新聞社ふるさとブックフェア」は5月23日まで、松江市田和山町の今井書店グループセンター店で開催。今回紹介した書籍をはじめ約千冊がそろう。

 

四季折々の風景 写真に 北海道新聞社(本社・北海道)

「日高線の記憶」 番匠克久著

 

 今月1日、JR日高線鵡川―様似間が廃止された。本書では全線の約8割にあたる廃止区間を中心に、四季折々の風景をカラー写真で紹介する。サラブレッド牧場の間を走る沿線、荒波が打ち寄せる海岸、海に突き出た「判官館」の絶壁、アポイの火祭りなど、思い出が詰まった一冊。

 96ページ、1320円。