島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が20日、104人、91人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松江市内の保育施設と市立学校、鳥取市内の認定こども園と米子市立弓ケ浜中で計4件のクラスター(感染者集団)が発生。新規感染者は両県とも19日検査分。

 島根県の居住地別の内訳は、松江市56人、出雲市25人、益田市、安来市、江津市各4人、浜田市3人、雲南市、大田市各2人、川本町、邑南町各1人、県外2人。

 クラスターは19日までに松江市内の保育施設で14人、市立学校で7人の感染を確認。接触者が把握できており、名称は公表しない。県内のクラスターは累計252件。

 松江市立の小中学校5校で関係者計10人が感染し、1校を全校休校、4校を学級閉鎖。松江市立保育施設の職員1人と県西部の警察署に勤務する20代男性警察官1人が感染。いずれも業務に支障はない。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子50人、鳥取市29人、倉吉12人。

 クラスターは18日までに鳥取市内の認定こども園で11人、弓ケ浜中で6人の感染を確認。県内のクラスターは累計145件。

 関係者の感染確認を受け、鳥取市の宮ノ下小、米子市の弓ケ浜中、倉吉市の倉吉総合産業高、上難小、社小が学級閉鎖や休校となった。県立中央病院の職員1人が感染したが、院内感染の恐れがないとして通常通り診療を続ける。東部消防局、西部消防局の職員各1人の感染も判明したが、業務に支障はない。米子市議1人の感染も分かった。

 累計感染者数は島根1万6116人、鳥取1万4252人。20日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)16・7%、鳥取(350床)21・7%。宿泊療養は島根32人、鳥取107人。自宅療養は島根851人、鳥取716人。重症者は両県ともいない。
 (佐々木一全、岸本久瑠人)