アユを釣り上げた太公望=益田市匹見町匹見、高津川水系匹見川
アユを釣り上げた太公望=益田市匹見町匹見、高津川水系匹見川

 島根県西部を流れる清流・高津川水系で28日、アユのさお釣りが解禁され、待ち望んだ太公望が長ざおを手に魚信を探った。

 高津川の最大支流・匹見川(益田市匹見町匹見)では午前5時の解禁とともに、縄張りをつくるアユの習性を利用した「友釣り」を楽しむ釣り客が見られた。9メートルのさおを操っておとりアユをポイントに送り込み、魚がかかると、たも網でおとりアユごとキャッチした。

 広島市西区の飲食店経営竹内剛さん(49)は2時間半で20センチ級のアユを中心に10匹を釣り上げた。「渇水気味だが、昨年に比べて型が大きい」と笑みを浮かべた。

 高津川漁協(益田市神田町)によると、28日は午前だけで昨年の2倍に当たる406人がアユ釣りで川に入ったという。篠原史朋事業課長(48)は「今年は天然遡上(そじょう)が昨年より多く、全体的に釣果が上がっているようだ」と話した。

 高津川水系のアユの網漁は6月11日の日の入りから解禁となる。 (中山竜一)