最新技術を駆使したデジタルアートの展覧会「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」が7月1日から、松江市袖師町の島根県立美術館で開かれる。触れると色が変わり音が鳴る特殊ボールや、壁に映した象形文字に触れると文字の意味が分かる作品など国内外で人気を集める展示企画。技術と遊び心が融合したアートを体感できる。8月28日まで。
2001年に発足したチームラボ(東京都)は、プログラマーやCGアニメーター、数学者、建築家らで構成する。
「学ぶ!未来の遊園地」は、小人が歩く様子を投影したテーブルに、障害物を置いて遊ぶ「小人が住まうテーブル」や滑り台を滑った跡が模様となって映る「すべって育てる!フルーツ畑」、来場者が描いた海の生物の絵をスキャナーで読み込むと、水槽をイメージした壁に絵が現れる「世界とつながったお絵かき水族館」など6作品が登場。「花と共に生きる動物たち2」は、花で形作られた動物が、リアルタイムにCGで描かれ続ける。
火曜は休館(7月19日まで)。前売り券(企画展とコレクション展セット)は一般1650円、大学生1400円、小中高生800円。ローソンチケット(Lコード60001)のほか、山陰中央新報社事業部で販売する。問い合わせは同美術館、電話0852(55)4700。