島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が9日、37人、35人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。両県とも8日確認分。

 島根県の居住地別は、江津市14人、松江市12人、出雲市6人、益田市3人、安来市と津和野町各1人。

 感染確認により、江津市立小学校1校を9日に学年閉鎖、別の1校を10日に学年閉鎖とした。

 鳥取県の保健所別は、鳥取市28人、米子6人、倉吉1人。

 鳥取赤十字病院の職員1人の感染が確認されたが、院内に濃厚接触者はおらず通常診療している。

 島根県内では変異株「オミクロン株」の派生型「BA・5」の新規感染者を3人確認した。いずれも5月下旬に感染が判明し、軽症で既に回復した。県外移動歴はなかった。3日に公表した同株の感染者と関連があるという。

 累計感染者数は島根1万7350人、鳥取1万5547人。9日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)7・8%、鳥取(350床)10・0%。宿泊療養は島根16人、鳥取77人、自宅療養は島根346人、鳥取306人。重症者は両県ともいない。
 (清山遼太、藤井俊行)