島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が21日、それぞれ89人、48人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。益田保健所管内の学校部活動と出雲市の児童福祉施設、境港市の高齢者福祉施設と米子市の保育所でクラスター(感染者集団)が発生した。新規感染者は両県とも20日確認分。

 島根県の居住地別の内訳は出雲市45人、松江市22人、益田市9人、浜田市5人、雲南市4人、安来市、隠岐の島町各2人。クラスターは益田保健所管内の学校部活動で9人、出雲市の児童福祉施設で5人の感染確認。ともに接触者が把握できており、名称は公表しない。県内のクラスターは累計276件となった。

 出雲公共職業安定所の職員1人が感染したが、業務に支障はないという。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市33人、米子13人、倉吉2人。クラスターが発生した境港市の高齢者福祉施設は17日以降、利用者、職員計7人が感染。入所施設のため、あらためて感染防止対策を講じて業務を続けている。米子市の保育所は18日以降9人の感染が関係者であり、20日から休園。県内のクラスターは累計163件となった。

 倉吉市の県立厚生病院で、職員、入院患者計4人の感染が判明。職員1人の陽性確認を受けて同じフロアの職員、入院患者を検査したところ、さらに職員2人、入院患者1人の感染が分かった。関係するフロアでの入院受け入れを一時停止し、緊急時を除き他の病院を紹介している。外来診療は通常通り。

 鳥取市の鳥取湖陵高、境港市の渡小学校、米子市の東保育園は、それぞれ関係者の陽性判明を受けて学級閉鎖などの措置とした。

 累計感染者数は島根1万7820人、鳥取1万5941人。21日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)が12・1%、鳥取(350床)は4・0%。宿泊療養は島根11人、鳥取33人、自宅療養は島根230人、鳥取226人。両県とも重症者はいない。
 (清山遼太、藤井俊行)