脱炭素社会実現のためには、多くの利害関係者の意見を反映させた取り組みが欠かせない。だが、女性や先住民、将来世代など立場の弱い人々の声に政策決定者が耳を傾けているとは言い難い。女性と若者の視点から識者が論じた。

 日本の気候変動政策は、国際標準とのギャップが大きい。中でもジェンダーの視点...