茶の製造販売を手がける(株)扇原茶園(浜田市田橋町)の3代目。田橋町内を中心に8ヘクタールで年間25トンの茶葉を生産。1998年から大手飲料メーカー(株)伊藤園に9割を出荷し、身近でありながら品質の高い茶生産に取り組んできた。茶農家は年々減少し、気候変動で栽培環境も変わるが「時代の変化に対応し、現状維持ではなく新たな取り組みも進めてファンを増やしたい」と前向きだ。

 20代で社長に就任し、経験を積んできた。近況はどうか。

 「茶を乾燥させる機械の燃料費、土にまく窒素肥料の価格が高騰している。茶全体の消費量が減る中で市場価格は下がっており、業界としては厳しく、コストと利益のバランスが難しくなった。地元道の駅やスーパーに卸す自社商品の価格は据え置くが、...