東京ドームで16日にあったプロ野球の巨人ー広島戦が、鳥取県初協賛の「とっとりデー」として開催された。とっとりふるさと大使でKー1の武尊選手(30)=米子市出身=が始球式を務めて盛り上げ、約4万人の観客に鳥取をPRした。
イベントを通し県を知ってもらい、観光客増につなげる狙い。試合前のセレモニーで鳥取県東京本部の堀田晶子本部長が、巨人の増田陸内野手と広島の持丸泰輝捕手にそれぞれ鳥取和牛肉10キロの目録を手渡した。
その後、武尊選手が鳥取和牛「オレイン55」にちなんだ背番号55の巨人のユニホーム姿でマウンドへ。捕手役を務めた巨人の主砲・岡本和真内野手に向かってノーバウンドで力強いボールを投げ込み、「緊張したがとても楽しかった」とコメントした。
試合中に流れた大型ビジョンの動画には、鳥取砂丘でラクダに乗った平井伸治鳥取県知事が登場し「サッキュウ(早急)にお願いします」と得意のだじゃれで来訪を呼びかけた。
(原田准吏)