鳥取ガス社長の児嶋太一氏が地域航空会社を傘下に置く「フィールエアホールディングス(HD)」(東京都中央区)を設立し19日、航空機メーカーATR社と導入に向けて基本合意した。全国を五つのエリアに分けて順次、航空会社を立ち上げ、最大36機の小型機を飛ばす計画。2026年春に鳥取県など西日本で事業展開する「フィールエアウエスト」の運航開始を目指す。
HDは地域ごとに航空会社の設立を支援し、機材や部品の調達を担う。6月23日の設立で資本金は8300万円。会長に児嶋氏、社長に慶応大名誉教授の井手秀機氏が就いた。鳥取ガスなどエネトピアグループと資本関係はないという。
使用機材は...