日本海を進む前線を伴った低気圧の影響で、19日の山陰両県は激しい雨が断続的に降った。出雲市で床下浸水が3棟あり、同市と雲南市の一部(2万7834世帯、7万317人)に警戒レベル4の避難指示が発令された。空の便やJR、高速道路などの交通にも影響が出た。
降り始めから19日午後までの雨量は、島根県津和野町森村178ミリ▽石見空港154ミリ▽出雲市佐田112ミリ▽鳥取県日南町茶屋113・5ミリ▽松江市西津田94・5ミリーなど。雲南、浜田、益田各市と津和野町の一部地区には高齢者等避難が出され、計41カ所の避難所が開設された。
斐伊川の水位が上昇し、午後0時10分に斐伊川放水路分流堰(せき)ゲート(1・9メートル)を超え、神戸川に向けて分流した。
空の便は出雲発着の福岡便と隠岐便の計4便が欠航。JR山陰線は特急やくもなど計93本が運休、部分運休し、約3800人に影響が出た。山口線は終日運転を取りやめ、20日も午前中の特急スーパーおき益田ー新山口駅間が運休する。中国横断道尾道松江線の三次東インターチェンジ(IC)ー雲南吉田IC間も全面通行止めとなった。













