山陰沖で漁獲される夏の名産「どんちっちアジ」と、「白いか」と呼ばれるケンサキイカが不漁だ。マアジを取る巻き網船団はサバやイワシといった他の魚種で補うが、イカ釣り漁師は燃料費の高騰が重なり、出漁をためらう。いずれも贈答用として人気は高く、仲買業者らは仕入れに苦慮する。
 (森みずき、岩垣梨花)

 浜田市の浜田漁港で4日に水揚げされたマアジ2・3トンの競り値は、1キロ当たりの最安が397円となり、過去10年の平均額220円を大きく上回った。仲買の山末鮮魚店(浜田市原井町)の山本幸治代表は「今日は高すぎる。脂もない」と仕入れを諦め、都市部からの注文を断った。

 市などによると...