東京五輪金メダリストの入江聖奈さん(21)が心肺蘇生法を紹介する動画が完成した。新型コロナウイルス禍で応急手当ての啓発活動が制限される中、鳥取県西部消防局が企画し、撮影した。同局ホームページ内のユーチューブで閲覧できる。
動画は約18分間で、入江さんが傷病者への心臓マッサージと人工呼吸の方法、自動体外式除細動器(AED)の使い方を紹介する。
西部消防局によると、2021年は心肺停止の対応に250件出動。うち現場に居合わせた人が応急手当てしたのは116件で、心肺蘇生実施率は46%と全国平均の50%台を下回った。例年約500回開催してきた救命講習がコロナ禍で実施が難しく、今年も33回にとどまる状況で、知名度のある入江さんを起用した啓発に取り組むことにした。
米子市両三柳の西部消防局で、撮影協力の感謝状を受け取った入江さんは「動画を見て、大切な人を守るために行動に移してもらえたらうれしい」と話した。赤川紀夫局長は「体の姿勢や力の入れ方といった技術の習得が早かった」と感心し謝意を伝えた。













