島根、鳥取両県が11日、889人と878人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも10日確認分。両県でそれぞれ感染者1人が死亡し、累計死者数は島根58人、鳥取30人になった。クラスター(感染者集団)は島根で2件、鳥取で8件発生した。
島根の居住地別の内訳は、出雲市192人、松江市165人、浜田市76人、安来市と益田市各40人、雲南市38人、江津市23人、隠岐の島町21人、大田市20人、海士町9人、飯南町8人、吉賀町、津和野町各6人、奥出雲町、西ノ島町各4人、美郷町、邑南町各3人、県外9人、調査中222人。
島根のクラスター2件はいずれも出雲保健所管内の高齢者福祉施設で、それぞれ11人、5人が感染した。
鳥取の保健所管内別の内訳は、米子448人、鳥取市329人、倉吉101人。クラスターは八頭郡内の高齢者福祉施設で22人、境港市の保育所で17人など。
累計感染者数は島根が5万2288人、鳥取は2件取り下げがあり3万7157人。10日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)30・5%、鳥取(350床)43・4%。宿泊療養は島根32人、鳥取136人。自宅療養は島根6200人、鳥取5475人。重症者は鳥取1人、島根はいない。