浜田VS下関国際
浜田VS下関国際

 全国高校野球選手権大会第11日は16日、島根代表の浜田が3回戦で下関国際(山口)と対戦し、3-9で敗れた。和田毅(ソフトバンク)を擁し、ベスト8入りした1998年以来、24年ぶりの準々決勝進出はならなかった。

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 浜田は序盤、先発の波田が相手の強力打線につかまり、3回までに6点のリードを許す苦しい展開。打線は相手の好投手左腕古賀に6回まで1安打無得点に抑えられた。一方、4回から波田をリリーフした森井が3イニングを無失点に抑えて徐々に流れをつくると、7回に波田が本塁打を放ち反撃を開始。上田、岡の連打と四球で無死満塁とすると、押し出しで2点目を挙げた。さらに8回は波田の三塁打と内野ゴロで1点を追加し、粘りを見せたが、相手投手陣の継投で逃げ切られ、追いつくことはできなかった。

 浜田は18年ぶり12度目の甲子園出場。大会前に部内で新型コロナウイルスの集団感染が発生するアクシデントに見舞われながら、初戦で有田工(佐賀)を5-3で破り、18年ぶりの初戦突破を果たした。