ベルリンの壁崩壊を起点とする30年余りは、ゴルバチョフ元ソ連大統領の功罪を問う歳月だった。冷戦を終結へ導き、世界の姿を一変させた。だが後継国家ロシアでは民主化が後退、プーチン政権はウクライナを侵略し核兵器による威嚇を繰り返す。世界は再び引き裂かれた。その意味でペレストロイカは未完の革...
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