元気に泣く赤ちゃん=鳥取市賀露町北1丁目、賀露神社
元気に泣く赤ちゃん=鳥取市賀露町北1丁目、賀露神社

 鳥取市賀露町北1丁目の賀露神社で4日、乳幼児の健やかな成長を願う「赤ちゃん泣き相撲」が奉納された。新型コロナウイルスの影響で2020年以来2年ぶりの開催で、青空の下、元気な泣き声が境内に響いた。

泣き相撲は、かつて賀露神社であった壮年相撲に代わる形で1989年に始まった。早く神様に声が届くという理由から、先に泣いた方が勝ちで、昨年を除き毎年、秋祭りに合わせて奉納されている。

 今年は1歳前後を中心に50人が参加。はちまきと赤い腹巻きを身にまとい、まわし姿の男性に抱きかかえられて土俵入り。行事の「よいしょー」のかけ声とともに高く持ち上げられた。親から離れた途端に泣き出す子もいれば、何事もなかったかのようにひょうひょうとした赤ちゃんもいて、かわいらしい姿に観客からは笑顔がこぼれた。

 元気に泣いた中川心茉(みま)ちゃん(1)の母、まりこさん(31)=鳥取市賀露町西3丁目=は「友達と仲良く、優しい人になってほしい」と願った。