一畑バス(松江市西川津町)は10月1日にダイヤ改正し、乗客の少ない松江市内線(松江しんじ湖温泉駅-一畑バス本社)を廃止する。一部区間は恵曇線、万原線など既存路線で代替するが、始発と最終のバス停間を移動する場合は松江駅で乗り換えが必要となる。

 松江市内線は2017年4月に開設し、平日19本、土日祝8本を運行する。一畑バスによると、乗客数は19年度は千人、21年度は600人と低調だったという。全11カ所あるバス停のうち南田町東バス停(松江市南田町)は廃止し、残りは他路線が停車する。

 ダイヤ改正では、平日朝に2本運行する松江駅発高専前行き(恵曇線高専系統)が新たに松江しんじ湖温泉駅を経由するほか、一部路線で時刻変更する。