松江市八束町寺津の国指定天然記念物「竜渓洞(りゅうけいどう)」で、57年に渡ってガイドを務める同町遅江の門脇和也さん(67)が9月、がんで「余命2カ月」を宣告された。与えられた命を全うすることを決め、治療はせず、病身を押してガイドに立つ日々を送る。「自分しか知らないことがある」。蓄積した知識を後世につなぐため、最後の力を振り絞る。続きはこちらから
 

洞窟への思いや自身の経験を住民に伝える門脇和也さん

 

洞窟への思いや自身の経験を、手ぶりを使って話す門脇和也さん=松江市八束町亀尻、亀尻集会所

 

竜渓洞内部のめずらしい地質を紹介する門脇和也さん(2020年撮影)
めずらしい地質を紹介する門脇和也さん‖松江市八束町波入、竜渓洞 (2020年撮影)

 

竜渓洞の溶岩を説明する門脇和也さん (2014年)