馬にまたがるスタッフ=浜田市金城町久佐、かなぎウェスタンライディングパーク
馬にまたがるスタッフ=浜田市金城町久佐、かなぎウェスタンライディングパーク

 1980年代の名作テレビドラマのように「馬上から失礼します」と言ってみたい。武将のように馬上で軍配を手に「かかれ」とやってみたい。そんな夢をかなえてくれそうなのが乗馬施設「かなぎウェスタンライディングパーク」(浜田市金城町久佐)。乗馬の前にまず、馬の人なつこさと優しい瞳に癒やされる。

 16頭がいて他の乗馬クラブでは立ち入り禁止が多い厩舎(きゅうしゃ)も回れる。人が来ると、馬房の窓から馬たちが文字通り馬面を出す。「よしよし」と顔をなでると気が落ち着き、人との会話に疲れた身に心地よい。乗馬や馬との触れ合いを通じ、心身機能を高めるホースセラピーの効果を体感する。

 施設の馬はサラブレッドより一回り小さい種類だが、地面から背中まで高さが1・5メートルあり、またがると2・5メートル程度の視点を得る。優越感とともに、見下ろす感じは頭(ず)が高く、目上の人に出会いでもすれば失礼している気分になる。

 1人で自在に馬を操れるようになるには、最低10回は通う必要があるという。1回の乗馬料金は30分4100円。これに準備とブラッシングなど、触れ合いタイム20分間が加わる。

 施設のサービス管理責任者の曽根正和業務課長は「小走りでも馬上は揺れが激しく30分でもかなりの運動」と話す。乗馬は全身を使い、バランスを取るうちに体幹やインナーマッスルが鍛えられるという。触れ合いタイムも重要で、馬が安心すれば上達も早まる。

 定休日は月、火曜日と祝日の翌日。大型連休期間中は3~5日は営業し、6日が休業。乗馬は予約が必要で、問い合わせは電話0855(42)2222。
      (板垣敏郎)