国土交通省は7日、今月3日の那覇発小松行き日本トランスオーシャン航空(JTA)36便ボーイング737で、飛行中に機体が揺れ、客室乗務員1人が足の指付近を骨折する重傷を負ったと明らかにした。会社からの報告を踏まえ、7日に航空事故と認定。運輸安全委員会は、事故原因を調べるため航空事故調査官3人を指名した。

 国交省によると、事故は3日午後1時ごろ、米子空港付近の高度約1万1300メートル付近で発生。乗客100人にけがはなかった。機体は午前11時20分ごろ那覇空港を離陸。揺れの後も運航を続け、午後1時半ごろ小松空港に到着した。