日本新聞協会NIE実践指定校の奥出雲町上阿井、阿井小学校で18日、出前新聞教室があった。県NIE推進協議会の加盟社のうち山陰中央新報社と毎日新聞社の記者が講師を務めた。
6年生の授業で毎日新聞社松江支局の佐々本浩材(ひろき)支局長(56)が、過去に担当した俳優インタビューや五輪取材の経験を基に記者の仕事を解説。新聞社には記事を書く以外に写真記者や校閲記者がいること、毎日新聞社では視覚障害者のための「点字新聞」も発行していることを紹介した。
記事の書き方で最も大事なことは「誤読されない文章を書くこと」とし、「修飾語の位置や5W1Hの要素に気を配って、一度書いたら声に出して読み返してみよう」と助言した。
杉井亮太君(12)は「支局が外国にもあると聞いて驚いた。もし記者になれたらいろんな場所に行っていろんな人に会ってみたい」と話した。
2、3年生には山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当(48)が記事の書き方を解説した。
21日は1、4、5年生と特別支援学級で新聞教室がある。