水産加工品製造の(株)海産物のきむらや(境港市渡町)の社長に10月に就任した。需要が高まる主力のモズクやアカモク製品の生産体制を強化するため、大型冷凍庫施設を導入し、従業員の残業時間を大幅に減らすなど、働き方改革にも注力。「わくわく感を持ちながら、社員一丸となって世の中を良くする商品を作りたい」と抱負を語る。

 従来比2・5倍の収容能力がある大型の冷凍施設を新設した。

 「人々の健康志向の高まりに加え、新型コロナウイルス禍で調理の手間がなく手軽に食べられるモズク製品などの自家需要が増え、...