旧日野上小学校のグラウンドに立ち、黄色く色づき始めた大イチョウ=鳥取県日南町三栄(資料)
旧日野上小学校のグラウンドに立ち、黄色く色づき始めた大イチョウ=鳥取県日南町三栄(資料)

 鳥取県日南町三栄の旧日野上小学校のグラウンドで、樹齢100年を超す大イチョウが色づき始め、5日からは道の駅「にちなん日野川の郷」発着の無料送迎バスが20日まで連日運行(午前10時~午後4時)する。見頃は5日以降という。

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 大イチョウは樹高が18メートルの大木で、大正時代に開校した尋常高等小学校時代から地域のシンボルになっている。紅葉シーズンを迎えて色づき始め、緑色から黄色に変わる濃淡のグラデーションが秋晴れに映える。最盛期には大木が黄金色に彩られ、見物客の目を奪う。

 2日の小春日和に誘われ、家族4人で訪れた米子市内の安田真奈美さん(36)は「色づき始めもきれい。心が癒やされる」と話した。

 大イチョウ環境保護協力金として、今季から入場料200円(高校生以下無料)を徴収する。