【松江】バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックの選手が7日、松江市内の小学校6校で授業を行い、児童に夢に向かって努力することの大切さを伝えた。
「夢授業」と題し、各校を選手が2人ずつで訪問した。このうち、松江市東出雲町下意東の意東小学校には谷口大智(32)、北川弘(31)両選手が訪れ、6年生計34人の前で自らの経験を話した。
北川選手は「夢をかなえるためには準備をすることが必要。今は夢を持っていない子も、やりたいことを見つけ、実現する方法をイメージしてほしい」と呼びかけ、谷口選手は「何事にも真剣に取り組んでほしい。いつか役立つ時がくる」と話した。
選手と児童によるゲームでは、谷口選手がダンクシュート、北川選手が巧みなドリブルを披露し、子どもたちから歓声が上がった。中島桃愛(もあ)さん(12)は「どんなことでも諦めずにやってみようと思った。選手たちのプレーはすごかった」と目を輝かせた。
島根に加入後、初めて子どもたちと触れ合うイベントに参加した谷口選手は「子どもたちには視野を広げて、いろいろなことに挑戦してほしい」と願った。
(景山達登)