弁当を手に受賞を喜ぶ吉良のぞみさん=米子市長砂町、米子南高校
弁当を手に受賞を喜ぶ吉良のぞみさん=米子市長砂町、米子南高校

 全国こどものための愛情弁当コンテストで米子市長砂町の米子南高校3年、吉良のぞみさん(18)の作品が、応募1233点の中から最優秀賞に輝いた。「動物たちとニコニコ弁当」と題し、クマを模したおにぎりや、ひよこをイメージしたおかずを詰め、視覚的に楽しめるよう工夫。昨年、優良賞だった悔しさをばねに作り「目標の賞が取れてうれしい。経験を今後に生かしたい」と喜ぶ。

 コンテストは日本調理師会が主催し12回目。家庭学科調理コースで学ぶ吉良さんの弁当は、クマのおにぎりを麺つゆで着色し、うずらの卵でひよこをあしらうなどして、動物たちをかわいらしく表現。農家の祖父母が作ったカボチャも使用し「色合いを工夫し、ふたを開けてうれしくなる弁当に仕上げた」と振り返る。

 7日に同校であった表彰式で賞状と記念品を手渡した鳥取県調理師連合会の秦徹好会長代行は「かわいくて子どもが喜びそう」と絶賛。吉良さんは来春、大阪にある専門学校に進学しパティシエを目指すという。「将来は双子の姉と地元でケーキ店を開きたい」と青写真を描く。

 コンテストは、弁当の写真やレシピなどを有識者らが書類審査した。
      (坂本彩子)