eスポーツ部が創設されるこころの宝石箱宍道校舎=松江市宍道町宍道
eスポーツ部が創設されるこころの宝石箱宍道校舎=松江市宍道町宍道

 ゲームの腕前を競うeスポーツの部活動が、フリースクール「こころの宝石箱」(松江市学園2丁目)で始まる。ゲーム用の高性能パソコンや通信環境を整えて6月ごろに活動を始める予定。不登校や高校中退を経験した生徒の新しい才能の芽吹きに、関係者が期待を寄せている。(中島諒)

 同校は、通信制高校と提携し高校卒業と認められる「通信制サポートコース」があり、約40人が週3~5回通学している。これまでに生徒の発案でバスケット、卓球といった運動部、クラフト製作、バンドといった文化部が設けられたが、毎年の卒業後に部員が減り、活動が長続きしないのが課題だった。

 そこで、体格や男女の性別による力の差がないeスポーツを部活に取り入れる考えが浮かんだ。全日制高校に比べ、グループ学習の時間を設けるのが難しい同校にとって選手同士で戦術を練り、連携を深めるeスポーツは学びの素材として適しているとも判断した。

 同校宍道校舎(松江市宍道町宍道)内にパソコンやモニターを設置。3対3で車を操作し、サッカーに似た点取り競技を行うゲーム「ロケットリーグ」を練習する予定だ。部員は6月ごろに募集するが、しばらくは生徒会メンバーが中心になって週3回程度の活動を見込んでいる。