4年ぶりとなる大相撲の秋巡業・出雲場所が来年10月下旬、出雲市内で開かれることが13日に決まった。来年1月に日程や詳細を日本相撲協会と詰め、3月に正式決定する予定。
出雲市今市町の市役所で13日に開かれた実行委員会で決まり、佐々木雄三会長は「相撲ファンの期待に応えられるよう、成功させたい」と意気込んだ。
出雲場所はおおむね3年に1回のペースで秋に開かれていたが、今年は新型コロナウイルス禍で秋の地方巡業がなく、出雲開催も見送りになった。会場は出雲ドーム(出雲市矢野町)を予定し実行委、出雲市、山陰中央新報社が主催する。場所は毎回、出雲ドームであり11回目。
前回は2019年10月24日、出雲市出身の立行司・第41代式守伊之助さん(本名・今岡英樹)の襲名記念巡業を兼ねて開催。横綱白鵬(当時)や島根県隠岐の島町出身の隠岐の海ら力士、関係者総勢約260人が参加し、約3600人が来場した。
(黒沢悠太)












