１００㌢のヒラメを釣った梵大英さん＝大田市大田町、林釣具店（本人提供）
大田市静間町の和江漁港で、１００センチのヒラメが釣れた。林釣具店（大田市大田町）によると、１３・４キロの重さが記録的という。広島県三次市の保育園経営、梵（そよぎ）大英さん（４５）がアジを生き餌に釣り上げた。
【写真】「日本最重量級」のヒラメ釣れる
釣り歴２年の梵さんは釣りやサーフィンで大田を訪れる。１１日夕はアジを釣りながらヒラメやスズキを狙った。師匠で大田市の友人の助言を受け、サメやエイかと思いながらさおを握り、姿が見えてもヒラメと信じられなかったという。
大きなたもがなく、友人が林釣具店で買って戻るまで約４０分間格闘。「かなり暴れ回り、耐えるので精いっぱいだった。１人では釣り上げられなかった」と振り返った。三次市のスーパーでさばいてもらって世話になった人に配り「めちゃくちゃ脂の乗りが良く、絶品だった」と話した。
プロ野球広島東洋カープで活躍し、現在はオリックス・バファローズのコーチを務める梵英心さんの兄。オリックスが頂点に立った今年の日本シリーズを観戦し、「日本一っていいな」と触発されたといい、自身も「日本最重量級」の称号を得た。 （曽田元気）
