コロナワクチン接種を受ける市民(中央)=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ
コロナワクチン接種を受ける市民(中央)=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ

 島根県内でも10日、新型コロナウイルスワクチンの一般高齢者向けの接種が本格的に始まった。同日は松江、江津両市と邑南町で、施設に入所していない65歳以上の高齢者の注射を開始。県内の医療従事者と高齢者を合わせた接種対象者は26万5千人で、7月末までの接種完了を目指す。

 松江市ではくにびきメッセ(松江市学園南1丁目)で、179人が本人確認を済ませた後、3カ所に分かれて接種。同市菅田町の三島佳代子さん(70)は「ワクチンを受けて一安心。若い人の接種も早く進んでほしい」と話した。

 【 新型コロナ|高齢者向けワクチン接種スケジュール 】

 同市は6月中旬にかけて計6カ所の集団接種会場を設けるほか、5月31日に医療機関での個別接種も開始する。

 ワクチンに関する問い合わせや予約の電話が相次ぎ、つながりにくい自治体も出ている。今月、専用のコールセンターを開設した松江市新型コロナウイルスワクチン接種実施本部の担当者は「ウェブ上からも予約できるので、活用してほしい」と呼び掛けた。

 県によると6月中に、県内全市町村で、在宅の高齢者を対象とした接種が始まる。9日時点で2回接種を終えた人は、医療従事者7620人、施設に入所する高齢者41人、施設などの職員9人。発熱や動悸(どうき)など副反応は、1日時点で29件報告されている。(佐々木一全、中島諒)