【境港】境港市の観光スポット、水木しげるロードになっている松ケ枝町商店街で23日夜、初の「竹灯ろうまつり」が始まった。約300メートルの区間に並べられた230個の灯籠が妖怪ブロンズ像などを照らし出し、訪れた人たちを楽しませている。25日まで。
来場者に楽しく、温かい気持ちになってもらうとともに、環境問題への関心を高めるため、松ケ枝町商店街が企画した。
灯籠は高さ約15センチから約150センチで、小さな穴を開けてさまざまな模様を表現した。店先や歩道に設置され、内部の発光ダイオード(LED)電球や地面にある既設の照明の光で幻想的な雰囲気を演出。訪れた市民が写真を撮りながら散策していた。
クリスマスイブの24日夜は、境港市出身で「きよしこの夜」の訳詞を手がけた牧師の由木康さんを顕彰し、合唱が行われた。25日は午後5時半から同8時まで点灯する。
(松本稔史)