キャンプ場開設に向けて、新しく塗り直した渡船=松江市朝酌町
キャンプ場開設に向けて、新しく塗り直した渡船=松江市朝酌町
キャンプ場開設に向けて、新しく塗り直した渡船=松江市朝酌町

 松江市朝酌町の大橋川にある「狐森島(きつねもりじま)」にキャンプ場を開設しようと市民団体や渡船業者が準備を進めている。手付かずの自然を残し、市街地から近く、渡船を使って5分ほどで渡れて気軽に「無人島探検」気分が味わえる絶好の環境で、今月下旬のオープンを目指している。(片山皓平)

 狐森島は大橋川と朝酌川などの合流地点にある東西約1キロ、南北約100メートルの三角形の島で、民有地。杉林や草原があり、ハンモックをつって森林浴が楽しめるほか、周囲の川で釣りもできる。

 キャンプ場はこの東側200メートルほどのエリアを所有者から借りて活用。矢田渡船観光(松江市朝酌町)の朝酌乗船場(同)から渡船でアクセスする。

 キャンプ場開設は、市地域おこし協力隊員の井上香織さん(33)=松江市東津田町=、建築士の梶田裕幹さん(39)=同市中原町、住職の小林正康さん(40)=同市寺町=の3人が2020年6月に設立した市民団体「どっこい舎」が計画した。

 市内でさまざまなイベントを企画する中、島に着目し、同12月にたき火やマーケットのイベントを開いたところ約40人が参加し、手応えを感じた。地元住民とも意気投合し、矢田渡船観光の協力も得た。

 キャンプ場開設に向け、朝酌町の歴史を意識した色で渡船を塗り直し、気持ちを高めた。井上さんは「日常にはない体験を楽しめる。文化と歴史が残る朝酌町を面白がってくれる人が増えてほしい」と意気込む。

 キャンプ場利用は予約制を想定し料金は現時点で未定。問い合わせは同団体、メール、dokkoisha@gmail.com