近所の女性をハンマーで殴ったとして殺人未遂などの罪に問われた松江市東持田町、無職の被告(47)の裁判員裁判の判決公判が18日、松江地裁であり、畑口泰成裁判長は懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。
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畑口裁判長は争点となった殺意や責任能力の有無について、後頭部を狙い、複数回強い力で殴打し「殺意は容易に認定できる」とした。犯行時やその前後に幻覚や妄想の症状はなく、自らの意思で行動し「責任能力を欠いたとうかがわせる事情は全く認められない」と指摘した。
また、これまでに...