今季一番の寒波の到来によって山陰両県で大雪となった25日、米子市西町の湊山公園にあるニホンザル飼育施設「猿が島」では、サルが身を寄せて温め合う「サル団子」の光景が見られた。

 猿が島では昨年誕生した子ザル7匹を含む52匹を飼育する。40センチ近い雪が積もったこの日は、吹雪の中、ふかふかの冬毛に覆われたサル同士が体を寄せ合ったり、3~6匹が集まって暖を取ったりして、寒さに耐えていた。写真で紹介する。

吹雪の中、身を寄せ合って寒さをしのぐサル(写真はいずもれも米子市西町、猿が島)

 

吹雪の中、身を寄せ合って寒さをしのぐサル


 

サルたちもこの寒気には驚いた様子
「おー寒い」。サルの声が聞こえてきそうだ
しっかりと身を寄せ合うサル。温かそうだ。
「まだ降るのかよ」と、空を見上げるサル

 

降り積もった雪の上で、体を小さくする子ザル
降り積もった雪の上で餌をほお張るサル