コロナ禍で外出自粛が続く中、日々のレクリエーション、癒やし、子供の環境教育の教材などとして自宅で植物を育てる人が増えているという。一戸建てでの家庭菜園だけでなく、マンションのベランダでハーブを育てたり、一度切って食べた後の豆苗を室内で育てたりしている読者の方もいるのではないか。また、都市型のレクリエーションとして、貸し農園、体験農園が人気を集めている。このような都市部での小規模な農業は「マイクロファーミング」と呼ばれている。
以前のコラムでIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、ロボティクスなどの先端技術を駆使したスマート農業を紹介したが、最近は...
【今週の視点論点】スマート農業が変える都市と農業の関係
日本総合研究所 創発戦略センターエクスパート 三輪泰史
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